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建設業経理士とは?意味がないって聞くけど実際どうなの?

2024年10月31日

やゆ

本業は会社員です。 経理に関する情報を発信中! 【経歴】 金融→営業→経理 【資格】 日商簿記2級、建設業経理士2級、FP2級、ITパスポート・・・など

「建設業経理士って意味がないって聞くけど実際どうなの?」

今回はそんな疑問にお答えします。

結論、建設業経理士はとても意味があります。

建設業経理士はその名のとおり、建設業に特化した経理の資格となっています。

そして建設業におけるその需要は年々高まっている傾向にあります。

本記事では、

ポイント

  • 建設業経理士とは
  • 意味がないと言われている理由
  • 建設業経理士のメリット

この3つについて解説していきます。

この記事読むことによって、建設業経理士は意味があるということをしっかりと理解することができます。

私自身も建設業経理士は今後需要のある資格だと感じたので、建設業経理士2級を取得しました。

ぜひ最後まで読んでみてください。

建設業経理士とは

簡単に説明すると建設業に関する会計の知識があることを証明できる資格のことです。

資格は4級から始まり、1級まであります。

2級以上を取得することで建設業経理士となることができます。

ちなみに4級と3級は建設業経理事務士と言われています。

建設業では独自の会計ルールがあり、他の業界とは違う経理処理が必要となるため、建設業ならではの独自の会計ルールに特化しているのが

建設業経理士です。

2級以上の建設業経理士は建設業での公共工事を受注する際に行われる経営審査の加点対象となり、その企業の価値を高めてくれます。

結果、公共工事が受注しやくなるといった企業側に大きなメリットがあるため、建設業界からは需要の高い人気の資格となっています。

近年では物価上昇により建設コストが上がっていることから、適切なコスト管理や会計処理といった企業の経営管理能力が重要となってきています。

建設業経理士はこれらの能力を幅広く得ることができるので、建設業のおける需要は年々高まってきています。

意味がないと言われている理由

建設業のための資格だから

建設業経理士が意味がないと言われる理由は建設業のための資格だからです。

建設業に特化している経理の資格のため、それ以外の業界では需要がないと思われています。

しかし、実際は簿記などの基本となる会計知識も習得できるため、建設業以外のところでも役立てることができます。

建設業の経理に特化している資格であり、建設業のための資格というイメージが強いため、意味がないと言われていると考えられます。

建設業経理士のメリット

建設業経理士のメリットをご紹介します。

ポイント

  1. 建設業で優遇される
  2. 未経験でも建設業の経理に転職できる
  3. 建設業のみならず、基本的な会計の知識を習得することができる
  4. 資格手当が付く

以上の4つが建設業経理士のメリットになります。

それぞれについて解説していきます。

建設業への就職、転職に有利

建設業経理士の最大のメリットは建設業への就職、転職にとても有利だと言うことです。

なぜなら、建設業経理士2級以上を保有している人が企業に在籍していると、その企業が

公共工事を受注するための審査を受ける際の評価点を上げることができます。

また、建設業経理士が在籍している人数の数だけ評価点が上がったり、2級より1級のほうが評価点が高くなるなど

建設業の企業にとってはとても需要が高いと言え、資格を持っていることは就職や転職に有利になります。

大手ゼネコンへの求人もあるので、建設業経理士2級以上を取得して転職するのもおすすめです。

ちなみに、経理におすすめの転職エージェント「ヒュープロ」の評判・口コミは

以下で公開していますので、参考にしてみてください。

ヒュープロの評判・口コミは?【経理に強い転職エージェント】

未経験でも建設業の経理に転職できる

未経験でも建設業の経理に転職することができることです。

建設業経理士2級以上を保有している人が企業に在籍している数が多ければ多いほど、公共工事を受注する際の審査点の加点が大きくなります。

このため、公共工事を受注したい企業は審査点を上げて案件を受注しやすくするために、建設業経理士を保有している人材を確保したいと考えています。

このことから、建設業を営む企業からの需要が高いので、経理未経験でも建設業の経理に転職することができると言えます。

建設業のみならず基本的な会計の知識を習得することができる

建設業のみならず、基本的な会計の知識を習得することができるということです。

建設業経理士は建設業に特化している経理の資格ではありますが、実際の中身は日商簿記などの資格と似ています。

建設業ならではのルールや独自の勘定科目などはありますが基本的な簿記のルール、会計に関する考え方は共通しているため、

ビジネスの分野において幅広く、その知識を活かすことができます。

簿記のルールや会計に関する知識も習得できるため、建設業のみならず、基本的な会計の知識を習得することができると言えます。

資格手当がつく

企業によっては資格手当がつくことがメリットです。

建設業経理士2級以上を保有している人は、公共工事を担う建設業の企業にとってはとても貴重な人材だからです。

なので資格手当を出して、有資格者を歓迎している傾向が高いです。

特に建設業経理士1級を保有している人は企業にとって、とても魅力的であり、資格手当も高くなるかもしれません。

建設業経理士は建設業の企業にとって貴重な存在なので資格手当がつくということです。

建設業経理士2級の勉強時間

建設業経理士2級を取得するために必要な勉強時間は一般的には100~150時間と言われています。

私が合格した時は1日2時間の勉強を1ヶ月続け、合計60時間ほどの勉強時間で合格することができました。

私の場合は日商簿記3級をすでに取得してたので、60時間ほどで取得することができたのだと考えられます。

建設業経理士2級を独学で取得する方法は以下の記事で紹介しているのでご参考までに。

あわせて読みたい

おすすめのテキスト3選

私が建設業経理士2級を取得したときに実際に使っていたテキストをご紹介します。

私はこの3つのテキストで建設業経理士2級に合格することができました。

ぜひ参考にしてみてください。

スッキリわかる 建設業経理士2級(TAC)


スッキリとける問題集 建設業経理士2級(TAC)


合格するための過去問題集 建設業経理士2級(TAC)


【まとめ】建設業経理士は取得するのがおすすめ!

今回は「建設業経理士とは?意味がないって聞くけど実際どうなの?」についてまとめました。

建設業経理士は年々需要の高まっている資格になります。

建設業の経理への転職に有利になるので2級以上を取得することをぜひおすすめします。

そして以下の記事では「経理に転職を狙うメリット」について解説しています。

ぜひ、あわせて読んでみてください。

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