「総務と経理ってどう違うの?」
今回はそんな疑問を解決します。
総務と経理はどちらも会社を経営していく上で必要な管理部門と呼ばれる部門になります。
また、会社の規模によっては総務と経理が一緒になっていたり、さらに細かく分かれていたりとその形態はさまざまです。
本記事は管理部門で働いている経験を交えながら総務と経理の役割、違いについて解説していきます。
この記事を読むことによって総務と経理の違いを理解することができ、どちらが自分に向いているのかを知ることができます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
総務と経理の違い
どちらも管理部門と呼ばれる会社のための部門になりますが明確な違いがあります。
総務は会社の運営を支える部門、経理は会社のお金を管理する部門と言うことです。
総務の主な役割
総務の主な役割は以下のとおりです。
組織や会社で働いている人たちを支えるのが総務の役割になります。
その役割は非常に幅広く、会社によっても上記以外の役割以外に、さまざまな役割を担っているケースもあります。
そして社内の人たちはもちろんのこと、時には社外の人たちとのやり取りなど、総務の人はさまざまな人たちとの関わりを持ちながら仕事をしています。
まさに会社の何でも屋的な存在の部門と言えます。
経理の主な役割
経理の主な役割は以下のとおりです。
会社の経営の関する仕事をするのが経理の役割になります。
その役割から経理はさまざまな数字やデータを扱います。
数字やデータを集計し、分析を行い、経営者が適切な経営判断ができるようにサポートをしています。
まさに経営者のために存在する部門と言えます。
総務に向いている人
総務に向いている人は以下のとおりです。
それぞれについて解説していきます。
コミュニケーション能力がある人
コミュニケーション能力がある人です。
総務というポジションの特性上、さまざまな人と関わります。
例えば会社でイベントを行う際、関係する部門と連携をしっかりとり、部門の人たちをまとめていく必要があります。
物事を伝える能力、聞く能力、すなわちコミュニケーション能力が重要になってきます。
このことから、総務にはコミュニケーション能力がある人が向いていると言えます。
サポートするのが好きな人
サポートするのが好きな人です。
人や組織の運営をサポートすることが総務のメインの役割だからです。
総務にいると何かと他の部門から頼られることが多いため、人の役に立ちたい、手助けをしてあげたいと
考えられる人が向いていると言えます。
汎用性が高い人
汎用性が高い人です。
総務の仕事はとても幅広いので専門性よりは汎用性が求められてきます。
また、仕事内容が幅広いことから、さまざまな分野でのスキルや知識を活かすことができます。
総務の仕事はとても幅広いので、その特性に合った汎用性が高い人が向いていると言えます。
経理に向いている人
経理に向いている人は以下のとおりです。
それぞれについて解説していきます。
また、以下の記事では経理について詳しく解説しています。興味のある方は参考までに。
数字が得意な人
数字が得意な人です。
経理とは「経営管理」の略になります。
経営に関わる仕事をする上で数字は切っても切り離せない存在です。
また、経営者はあらゆる数字をもとに経営の判断をするため、経営者をサポートするためにも数字が得意な人が
向いていると言えます。
パソコンが得意な人
パソコンが得意な人です。
経理はパソコンを使ったデスクワークが仕事の中心になってくるからです。
エクセルを使って資料をまとめたり、会計ソフトを使ってデータを入力したりします。
パソコンを使った仕事がメインになることから、パソコンが得意な人が向いている言えます。
学ぶことが好き
学ぶことが好きな人です。
経理は総務と違い、汎用性よりは専門性が求められてきます。
中でも、会計や税金に関するルールは非常に専門性の高い分野になってくるので、勉強する必要があります。
そのため会計の資格を取得したり、税金のルールを勉強したりと学ぶことが好きな人が経理に向いていると言えます。
【まとめ】どちらも会社にとって重要な部門
今回は「総務と経理のことよく分からない。そんな疑問を現役経理が解決します!」についてまとめました。
どちらも会社にとって重要な部門ですが明確な違いがあります。
自分にはどちらが向いているのかをしっかりと見極めて転職活動をしましょう!
最後に、管理部門の転職におすすめの転職エージェント、「ヒュープロ」についてご紹介します。
管理部門への転職を考えている方はぜひ、参考にしてみてください。