「経理って頭がおかしくなるって言われているけど実際どうなの?」
今回はそんな疑問にお答えします。
実際に私も経理は頭がおかしくなりそうと感じる時があります。
本記事では経理が頭がおかしくなりそうと感じることを5つご紹介します。
経理の仕事が自分に合っているのかをイメージしやすくなると思うので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
経理が頭がおかしくなりそうと感じること5選
①専門性が高く、覚えることが多い
経理は専門性が高く、覚えることが多いからです。
規則や会計のルールに則り、仕訳などの処理を行っていきます。
会計のルールをしっかりと把握していなければ、適切な処理ができずに誤った処理をしてしまいます。
また、会社法、税法、会計に関するルールなど幅広い分野での知識が必要になってきます。
しかし、規則やルールを覚えたと思えば、定期的に法改正によってルールが変わり、それに対応するために関連した知識を学び直す必要がでてきます。
覚えることが多く、幅広い勉強が必要になってくるため、経理は頭おかしくなりそうと感じられます。
②経理は数字がメインの仕事
経理は数字がメインの仕事です。
そのため、数字が苦手な人は頭おかしくなると言えます。
特に決算期は一日中数字を見ていることもあります。
何回も計算し、チェックしての繰り返しになります。
また、数字の桁が多いときや何回計算しても数字が合わないときは、経験者でも苦痛に感じる時があります。
とにかく数字、数字で、経理は数字がメインの仕事なので頭がおかしくなると言えます。
③一日中ずっとパソコンとにらめっこ
一日中ずっとパソコンとにらめっこしています。
経理はデスクワークが中心の仕事となるためです。
なので、基本的には一日中座って、パソコンを使っての作業となります。
なにもなければ基本的にはずっと座っているので慣れるまでがしんどいです。
一日中座って誰とも話さずに、パソコンの画面や数字を見ているとだんだんと頭おかしくなりそうと感じられます。
④繁忙期は人手が足りない
繁忙期は人手が足りなく、忙しいため、頭おかしくなると言われています。
3月決算の会社の場合、3月、4月が経理の繁忙期となります。
この時期は一年の総仕上げとして年次決算が行われるため、業務量が非常に多く、とても忙しいです。
また、経理などの管理部門は経費削減のため、少数精鋭の最低限での人員配置で業務を行っている傾向が強いので、繁忙期は人手が足りません。
このことから経理の繁忙期はとても忙しく、人手が足りないため、頭おかしくなると言われています。
⑤そもそも向いていない
そもそも経理に向いていないことが挙げられます。
特に
- 数字が苦手
- パソコンが苦手
- 座っているのが苦手
この3つに当てはまってしまっていると仕事をするのがきつくなってきます。
向き不向きがはっきりと分かれるので、
経理に向いていない人は頭おかしくなりそうと考えられます。
現役経理目線での対処法3選
「経理ってやばい仕事じゃん・・・」
と思われるかもしれませんが、安心してください。
頭がおかしくならないための対処法が3つあるのでご紹介します。
①資格を取得し、知識をつける
資格を取得し、知識をつけることで対処することができます。
経理は専門性が高い仕事なので、仕事に直結する資格が多くあるからです。
特に簿記などの資格は経理の仕事と直結しているので、知識を活かすことができます。
資格を取得し、専門的な知識をつけることで、効率よく業務をこなすことができるようになります。
②仕事に慣れる
まずは仕事に慣れるということが大事になってきます。
数字であったり、パソコンの操作、デスクワーク、これらは時間が経てば自然と苦ではなくなってきます。
私は営業から経理に転職してので、ずっと座っていることがとにかく苦痛でしたが1、2年ほどで慣れることができました。
また、経理の仕事の流れは1年を通して一定のサイクルで回っているので2、3年もすれば慣れてきます。
仕事に慣れることで頭がおかしくなりそうと言われる理由はほとんど解決することができます。
③転職する
どうしても仕事に慣れない場合、転職することをおすすめします。
経理は専門性の高さや、経営に関する知識はどの会社でも役に立てることができます。
会社を変えて担当業務を変える方法や、
経理のスキルを利用して他の業界や仕事へと転職することができます。
転職市場は現在、売り手市場と言われるほど転職しやすい状況ですので、
転職を考えることもおすすめの方法と言えます。
ちなみに、おすすめの転職エージェント「ヒュープロ」の評判・口コミは
以下で公開していますので、参考にしてみてください。
まとめ
今回は「なぜ経理は頭がおかしくなるって言われているの?その疑問に現役経理がお答えします!」について紹介しました。
しかし、経理はデメリット以上にメリットを感じることができます!
以下の記事では経理のメリットについて紹介しています。
「経理に興味のある方」はぜひ参考にしてみてください。